Sunday, December 1, 2013

諸藤将次、ツアー初Vで得た成功体験が後押しする躍進



2011年09月09日19時22分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 津曲 泰弦 -14
2 宮里 聖志 -13
3 ドンファン -12
冨山 聡 -12
5 諸藤 将次 -9
岩田 寛 -9
増田 伸洋 -9
谷口 拓也 -9
キム・ヒョンテ -9
10 遠藤 彰 -8


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13番パー5、セカンドショットがカップに蹴られアルバトロスならず(撮影:上山敬太)







TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 2日目◇9日◇TOSHIN Lake Wood Golf Club(7,010ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」の2日目。36ホールの短縮競技となった先週の「フジサンケイクラシック」でツアー初勝利を挙げた諸藤将次が、自己ベストとなる“64”をマークしてトータル9アンダー5位タイに浮上した。

聖志、ショット曲げても13アンダー単独2位で決勝ラウンドへ

 圧巻は13番パー5だ。右にドッグレッグしたホールを高めのティアップでショートカットしたドライバーショットは、300ヤードをゆうに超えるビッグドライブ。168ヤードのセカンドは8番アイアンでグリーン手前に切られたピンの上から落とすと、ボールはカップに蹴られて10センチに止まった。もう1センチ左ならアルバトロスというスーパーショットで、「今までで一番短いイーグルパット」を決めると、そこから6つのバーディを量産。ボギーを叩いた14番以外はピンチもなく一気に上位に食い込んで見せた。

 「昨日は悪いなりに落ち着いていて、最後のイーグルで流れをつかめた。今日もボギー打ったけどなぜか落ち着いている。いつも焦るところで落ち着いてやれたのが良かった」。先週までとは明らかに違う自分に驚いているのは、諸藤自身かもしれない。

 「これまではバーディを獲ってもちょっと早くなってしまったり、安定していない部分があった」。しかし、先週の優勝から「集中した時の感触が残っている」という成功体験を胸に臨んだこの2日間はこれまでとは別人。「1ホール1ホール集中するというか、ミスはそこで終わって次のホールに行ったらティショットに集中する」とミスも引きずることなく良い流れを引き寄せた。

 だが、36ホールでの優勝経験しかない諸藤にとっては優勝争いをしながらの決勝ラウンドは未知の世界。「とりあえず明日を経験しないといけない。3日目、4日目となると変わってくると思うけど、楽しめたらいい」。72ホールを戦い抜き2週連続優勝という偉業を成し遂げることが出来れば、その強さはさらに確かなものとなるはずだ。

【2日目の順位】
1位:津曲泰弦(-14)
2位:宮里聖志(-13)
3位T:ドンファン(-12)
3位T:冨山聡(-12)
5位T:諸藤将次(-9)
5位T:岩田寛(-9)
5位T:増田伸洋(-9)
5位T:谷口拓也(-9)
5位T:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-9)
10位T:塚田好宣(-8)他3名

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