聖志、ショット曲げても13アンダー単独2位で決勝ラウンドへ

2011年09月09日18時45分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 津曲　泰弦 -14
2 宮里　聖志 -13
3 ドンファン -12
冨山　聡 -12
5 諸藤　将次 -9
岩田　寛 -9
増田　伸洋 -9
谷口　拓也 -9
キム・ヒョンテ -9
10 遠藤　彰 -8


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7年ぶりの優勝をつかむことが出来るか（撮影：上山敬太）







＜TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood　2日目◇9日◇TOSHIN Lake Wood Golf Club(7,010ヤード・パー72)＞

　三重県にあるTOSHIN Lake Wood Golf Clubで開催されている、国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」の2日目。初日大会レコードとなる“63”で単独首位に立った宮里聖志は、順位こそ2位に後退したものの、この日も4つスコアを伸ばしトータル13アンダーでホールアウトした。

勇太、4オーバーで予選落ち「粘って回っていたけど…」

　“ポジティブにゴルフする”というテーマを掲げている今週、この日もミスにもイライラすることなくプレーすることが出来た。「アイアンが悪かったですね。ロングが全部獲れているんでスコアにはつながりましたけど、なんかアイアンが曲がってましたね」とこの日はショットにやや精度を欠いたものの、好調のパットでスコアメイク。「チャンスはしっかり獲れたんでリズム良く最後までいける流れを作れましたね」と満足気に語った。

　イライラせず良いリズムで回っていれば、幸運も訪れる。5番ではティショットを大きく左に曲げラフに入れると、落下地点をいくら探してもボールが出てこないトラブル。総出で探したものの見つからず、ロストにしようとキャディに声をかけたその時、約25ヤードほど離れた地点からボールが見つかった。「変な跳ね方をしたんですかね。助かりました」このホールをきっちりパーセーブすると、その後も4つのバーディを奪いバーディ合戦の中で上位をキープして見せた。

　2004年「アジア・ジャパン沖縄オープン」以来のツアー2勝目へ最終組で挑む決勝ラウンド。「気持ち悪いホールが何ホールかあるんでそこを乗り切ることが出来れば。とりあえず変わらず一球一球大事にいきたいですね」。予選ラウンドと同じ精神状態を貫いて集中力を保てるか。勝負の36ホールが始まる。

【2日目の順位】
1位：津曲泰弦(-14)
2位：宮里聖志(-13)
3位T：ドンファン(-12)
3位T：冨山聡(-12)
5位T：諸藤将次(-9)
5位T：岩田寛(-9)
5位T：増田伸洋(-9)
5位T：谷口拓也(-9)
5位T：H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-9)
10位T：塚田好宣(-8)他3名